中村匠吾、服部勇馬に五輪切符
前田穂南と鈴木亜由子が女子代表
マラソンMGC
東京五輪代表選考会のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)は15日、明治神宮外苑を発着とした42.195キロの五輪とほぼ同じコースで行われ、男子は1位の中村匠吾(富士通)と2位の服部勇馬(トヨタ自動車)、女子は1位の前田穂南(天満屋)と2位の鈴木亜由子(日本郵政グループ)が代表に決まった。
男子は中村が終盤の競り合いを制し、2時間11分28秒で優勝。服部が8秒差で続き、日本記録保持者の大迫傑(ナイキ)は服部と5秒差で3位に入った。序盤に飛び出した設楽悠太(ホンダ)は14位、井上大仁(MHPS)は27位だった。
女子は前田が中盤で抜け出し、2時間25分15秒でゴール。鈴木は2時間29分2秒で入った。小原怜(天満屋)が鈴木と4秒差で3位。松田瑞生(ダイハツ)は4位、福士加代子(ワコール)は7位だった。
五輪代表残り1枠は、今後の国内選考会で男子は2時間5分49秒、女子は2時間22分22秒の設定記録をクリアした最速選手が選ばれる。記録を満たす選手がいない場合は、MGCで3位に入った選手に与えられる。
◇五輪代表選手の横顔
【陸上】
中村 匠吾(なかむら・しょうご)富士通。駒大出。13年ユニバーシアード男子ハーフマラソンで3位。初マラソンとなった18年びわ湖毎日で日本人トップの7位。18年ベルリンでは2時間8分16秒で4位。19年MGC優勝。172センチ、55キロ。26歳。三重県出身。
服部 勇馬(はっとり・ゆうま)トヨタ自動車。東洋大出。大学時代に男子30キロで学生新。箱根駅伝では2区で2年連続区間賞を獲得。18年福岡国際は2時間7分27秒で日本勢14年ぶりの優勝。19年MGC2位。弟の弾馬(トーエネック)も長距離選手。176センチ、63キロ。25歳。新潟県出身。
前田 穂南(まえだ・ほなみ)天満屋。大阪薫英女学院高出。17年北海道は2時間28分48秒で優勝。18年大阪国際女子は2時間23分48秒で2位。19年MGC優勝。166センチ、46キロ。23歳。兵庫県出身。
鈴木 亜由子(すずき・あゆこ)日本郵政グループ。名古屋大出。13年ユニバーシアード女子1万メートルで金メダル。15年世界選手権5000メートルで9位。リオ五輪5000メートル出場。17年世界選手権1万メートル10位。初マラソンとなった18年北海道で2時間28分32秒で優勝。19年MGC2位。154センチ、38キロ。27歳。愛知県出身。(2019年09月15日)