「大関栃ノ心」誕生=新入幕から60場所かけ
大相撲
日本相撲協会は30日午前、東京・両国国技館で大相撲名古屋場所(7月8日初日、ドルフィンズアリーナ)の番付編成会議と臨時理事会を開き、直近3場所で合計37勝を挙げた関脇栃ノ心(30)=本名レバニ・ゴルガゼ、ジョージア出身、春日野部屋=の大関昇進を満場一致で決めた。名古屋場所は3横綱3大関となる。
出羽海理事(元幕内小城乃花)と審判部の大鳴戸親方(元大関出島)が東京都墨田区の春日野部屋に向かい、昇進を伝えた。師匠の春日野親方(元関脇栃乃和歌)とともに使者を迎えた栃ノ心は「親方の教えを守り、力士の手本となるように稽古に精進します」と口上を述べた。
新入幕から60場所を要したのは2代目増位山に並んで最も遅い出世。春日野部屋からの大関誕生は1962年夏場所後に同時昇進した栃ノ海と栃光以来で56年ぶり。外国出身の大関は11人目で、旧ソ連のジョージアからは初めて。欧州出身としては琴欧州(のち琴欧洲、ブルガリア)、把瑠都(エストニア)がいる。
栃ノ心は西前頭3枚目だった1月の初場所で14勝を挙げて初優勝を果たし、関脇に復帰した春場所で10勝。夏場所は白鵬を破って13勝を挙げた。(2018年05月30日)