2位に大差の圧勝=エース高木美がけん引
W杯スケート
新たな作戦が機能し、日本がさらに世界記録を塗り替えた。2位オランダに4秒70の大差をつける圧勝だった。
負担が大きい先頭をエースの高木美に多く任せた。スタートでチームを引っ張ってスピードに乗せ、佐藤、姉の高木菜とつなぐ。ペースをうまく保った2人の後を受け、最後に再び先頭に戻ってゴールまで滑り切った。
全6周のうち、計3.5周で先頭を滑った高木美によれば、メンバーの体調の問題などがないレースでチームの作戦として3.5周を引っ張ったのは初めてだという。目標としていた2分52秒8台をほぼ2秒上回る好記録となったが、「タイムを見て喜べるほどの余力が残っていなかった。それくらいハードなレースだった」と笑った。
2位以下を大きく引き離し、平昌五輪に向けて弾みのつく勝利となった。それでも、高木美は「この舞台はオリンピックではないので、(他のチームの)全員がここに懸けているわけではない。安心できるとか、自信になるというのはない」と言う。慢心することなく、五輪までの残り2カ月でさらに磨きをかける。(2017年12月09日)