宇野、成長実感の圧勝=集中力で後半乗り切る
スケートカナダ
会心とはいえない演技でも、合計で2位に約40点差をつける圧勝。「現時点で満足できる演技ができた」。今季GP初戦を制した 宇野は、大歓声に充実の笑みで応えた。
前日のショートプログラムは「アドレナリンが出過ぎた」と気持ちが高ぶっていた。それが一転し、この日は「体がきのうの半分くらいしか動いていない」と重さを感じながら氷上に立った。冒頭の4回転ループはきれいに着氷。ところが続く3回転ループで体勢を崩すなど前半のジャンプで細かいミスが続いた。
疲れもあり体力的に苦しい状況で、懸命に集中力を高めた。「きつかったが、死ぬつもりで耐えた」。自らポイントに挙げていた後半の連続ジャンプを三つとも決めた。
4回転サルコーを外した構成ながら、合計300点を超えたのは収穫。「300点をコンスタントに出せるようになったことは昨年からの自分の成長の表れ」。五輪シーズンで最高の滑り出しとなった。(2017年10月29日)