JSPOスポーツ 2014年11月25日:時事ドットコム

JSPOスポーツ 2014年11月25日

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小平がW杯初優勝
スピード女子500

【ソウル時事】スピードスケートのワールドカップ(W杯)ソウル大会第1日は21日、ソウルで行われ、女子500メートルで小平奈緒(相沢病院)が38秒05で初優勝した。ソチ五輪金メダリストの李相花(韓国)を0秒13差で抑えた。小平はW杯参戦9季目で、これまでは2位が最高だった。
 男子500メートルでは及川佑(大和ハウス)の16位が日本勢最高で、長島圭一郎(日本電産サンキョー)は19位。パベル・クリズニコフ(ロシア)が今季2勝目を挙げた。
 ワールドカップ参戦9季目で、初めて表彰台の真ん中に立った。小平は「今までは壁を破れないところにいた。ずっと目標にしてきたので、サンファ(李相花)には感謝したい」と笑みを浮かべた。五輪2連覇、W杯でも1年半以上負けなしの女王を敵地で退け、感慨に浸った。
 女子500メートルの最終組。地元のスター李相花が滑るとあって、会場は大歓声に包まれた。その中でも小平は冷静さを保ち、スタートダッシュを得意とする女王に食らい付いた。100メートルは0秒1遅れ。「しっかり追えたのが良かった」。うまく氷に力を伝えて加速し、最後の直線に入って、体一つ前に出た。「いけるかも」。歯を食いしばり、リードを守り切った。
 今春からオランダへ拠点を移し、スケーティングを見詰め直した。肩の位置をこれまでよりも上げたことで、「スケートを滑らせられるようになった」。前週の帯広大会で2レースとも2位に入り、さらに念願の頂点に到達。ソチ五輪後の決断が結果につながった。
 22日にも再び500メートルがある。「もう表彰台から降りたので、喜びに浸り過ぎずにあしたへ切り替えたい」。目標はあくまでも五輪での頂点。28歳のエースはすぐに冷静な姿に戻っていた。(2014年11月21日)

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