JSPOスポーツ 2014年4月21日:時事ドットコム

JSPOスポーツ 2014年4月21日

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15歳勝が最年少V―女子ゴルフ=最終日に逆転=

 【女子ゴルフ・KKT杯バンテリンレディースオープン】最終日(20日、熊本空港CC、6455ヤード=パー72、賞金総額1億円、優勝1800万円)
 1打差2位でスタートしたアマチュアの勝みなみ(鹿児島高1年)が5バーディー、1ボギーの68で回り、通算11アンダーの205で逆転優勝した。勝は15歳293日で、金孝周(韓国)の16歳332日を更新する日本女子ツアー最年少優勝を遂げた。アマの優勝は清元登子、宮里藍、金孝周に次いで4人目。
 1打差の2位はイ・ボミ、4打差の3位は李知姫の韓国勢が続き、原江里菜は4位。前日首位の福田真未は6位だった。
 「自分の体でないみたい」=勝、心の強さで快挙=
 勝は「自分の体じゃないみたい」ときょとんとした表情だった。アマチュアで、しかも15歳293日の史上最年少ツアー優勝。その快挙が自分でもまだ信じられない様子だ。
 雨は途中で上がったが、気温は下がり、風も強い。易しいとは言えない条件にプロが苦しむ中、17番まで5バーディー、1ボギー。18番(パー5)で3打目をバンカーに入れた後はさすがに緊張したという。だが、絶妙の寄せに続き、「信じて打つだけだった」2メートルのパーパットを決め、大会記録の11アンダー。一つ後ろの最終組イ・ボミの追い上げを1打差でかわした。
 中学時代、師匠とも言える祖父の市来龍作さんと連日、学校帰りに練習場へ通った。その祖父はシングルの腕前だが、「助言するにも、もう私の能力を超えている。一人で研究しながらやってますよ」。自分で解決しようと悩み、伸びてきた強さがプレーにもつながっているのだろう。
 日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長は舌を巻いた。「すごい。18番のバンカーショットは易しくなかったし、パットもいやな距離だった。ガッツポーズを見て、心の中の強さを感じた」 優勝インタビューで「自分はいけると思っていた」ときっぱり言った勝。21日には入学後、初めて高校に行く予定。「有名になってるかもよ」と水を向けられると、あどけない笑顔を見せた。(2014年04月20日)

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