JSPOスポーツ 2014年3月24日:時事ドットコム

JSPOスポーツ 2014年3月24日

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高梨が7連勝
―W杯ジャンプ女子

 【プラニツァ(スロベニア)時事】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は22日、スロベニアのプラニツァで個人最終第18戦(HS139メートル、K点125メートル)が行われ、既に2季連続の総合優勝を決めていた高梨沙羅(クラレ)が135メートル、132.5メートルを飛び、271.6点で7連勝、今季15勝目、通算24勝目を挙げた。
 伊藤有希(土屋ホーム)は128.5メートル、125メートルの244.9点で自己最高に並ぶ2位となり、総合得点でも3位に入った。日本は国別得点でも1位となった。
 女王高梨、無敵の強さ=試練乗り越え快挙=
 1回目はK点より10メートル先の135メートル。「こちらに来て、1番のジャンプ。着地が難しかったが、最低限はできた」。あまり感情を表に出さない高梨がガッツポーズを見せた。2回目も132.5メートル。段違いの強さを見せつけ、7連勝で最終戦を締めくくった。
 18戦15勝。勝てなかった3戦も2位2回、3位1回。まさに歴史的な快挙を成し遂げた。今季ただ一度、表彰台に上がれなかったのが最大の目標だったソチ五輪の舞台。衝撃的な敗戦に「気分も落ちていた」という。
 だが、日本中から多くの激励を受け、「ここで折れるわけにはいかない」と切り替えた。すぐに立ち直り、五輪後の5戦全てで優勝。早々と2シーズン連続の総合優勝を決めても、満足することなく勝ち続けた。
 常に理想のジャンプを追求する姿勢で、技術的な進歩を成し遂げてきた17歳。五輪の敗戦についても、「いつもの自分ではなかったというより、(メダルの)レベルに達していなかったのでは…。技術も精神面もまだまだ足りない。4年後は同じ失敗をしないように、レベルアップをしたい」。無敵の女王は試練を乗り越え、さらに自分のジャンプに磨きをかける。(2014年03月22日)

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