神戸、風格の2連覇=尽きない向上心、無敗のまま
サッカーなでしこリーグ
2連覇を決めても、INAC神戸の選手たちは淡々としていた。まさに女王の風格。大野忍主将は「まだ2試合残っている。しっかり勝って何か感じられたらいい」と話した。
今季、唯一引き分けていた岡山湯郷とのアウェー戦。岡山のシュート数は12本で、自分たちより2本多い。だが、精度が違った。特に後半は持ち前のパスワークで相手守備を崩した。川澄奈穂美は自らシュートを打ってもいい場面で、より確率の高いプレーを選択。高瀬愛実、大野のゴールをアシストした。
他チームのマークがきつくなる中、2010年10月から続くリーグ不敗記録は35にまで伸びた。大黒柱の沢穂希がめまい症に襲われるなどアクシデントもあった。9月のリーグカップ決勝では日テレに不覚を取り、シーズン3冠の夢はついえた。
それでも、尽きることのない向上心で乗り切った。沢は「去年よりも得点パターンも増えて成長した」と言い、星川監督は「無敗での連覇で歴史に残るチームになった」とたたえた。
写真は後半、ゴールを決めた大野(右)を祝福する沢(中央)ら(2012年10月28日)