JSPOスポーツ 2012年9月18日:時事ドットコム

JSPOスポーツ 2012年9月18日

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山口、200平世界新=2分6秒台に迫る
岐阜国体

 第67回国民体育大会「ぎふ清流国体」の水泳競技は15日、岐阜市の長良川スイミングプラザなどで行われ、競泳の少年男子A200メートル平泳ぎで山口観弘(鹿児島・志布志高)が2分7秒01の世界新記録をマークして優勝した。ダニエル・ジュルタ(ハンガリー)がロンドン五輪で出した従来の記録(2分7秒28)を0秒27更新。史上初となる2分6秒台に迫った。
 日本選手が長水路(50メートル)で世界記録を塗り替えたのは、2008年北京五輪男子100メートル平泳ぎの北島康介(日本コカ・コーラ)以来。山口は現時点で、日本勢ただ一人の長水路での世界記録保持者となった。
 昨年11月以降、定期的に山口を指導している平井伯昌コーチは「日本記録は出るだろうと思っていたが」と驚きの表情を浮かべた。
 平井コーチによると、もともと腕のかきが強く、かつて指導した北島とは「タイプが違う」。以前は腕の力だけで進んでしまう傾向もあったが、今はキックとのバランスも良くなったという。
 加えて、「ペースアップしても泳ぎが崩れず、そのままスピードを上げられる」という特長を持つ。本人が「2分5秒台」を目標に挙げた時には、さすがにたしなめたというが、この日は「そういう限界を設けない方がいいのかもしれない」と認識を改めた様子だ。
 来春から東洋大で山口を指導する予定。来年の世界選手権(バルセロナ)、4年後のリオデジャネイロ五輪に向け「金メダルを取れる材料を示してくれた」と評価した。
 写真は男子200メートル平泳ぎの世界新記録を樹立したプールの前で「世界新記録証」を手にする山口と日本水泳連盟の佐野和夫会長=16日、長良川スイミングプラザ(2012年09月15日)

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