田中3きょうだいが五輪代表に=体操界初の快挙
体操のロンドン五輪代表最終選考会を兼ねたNHK杯最終日は5日、東京・国立代々木競技場で行われ、男子は田中和仁選手(徳洲会)、女子は田中理恵選手(日体大研究員)の兄妹が優勝し、初の五輪代表に選ばれた。弟の田中佑典選手(コナミ)も種目別枠で代表の座を射止め、日本体操史上初めて3きょうだいが一緒に五輪に出場する。
理恵選手は、選考会の4日間を通じ、技の難度の低さを高い完成度と抜群の安定感で補った。兄の和仁選手はこの日、あん馬で落下するミスが出たが、他の5種目をまとめて個人総合枠で五輪切符を獲得。佑典選手は得意の鉄棒が評価され、種目別枠で五輪出場を決めた。
3人同時の代表入りが発表されると、満員の会場は大歓声に包まれた。日本体操界初の快挙に、理恵選手は「すご過ぎて分からない」と喜びの声。感極まって涙がこぼれた。(2012年05月05日)