新谷、初挑戦で快走=スピード強化の成果
兵庫リレーカーニバル
走りの勢いは最後まで落ちなかった。女子1万メートルに初めて挑戦した新谷が、五輪のA標準をクリアする31分28秒26をマーク。Vサインでゴールし、満面に笑みを浮かべた。「緊張していたから、ほっとしている」
2000メートルを過ぎたあたりで第2集団から抜け出し、独走していたチェピエゴ(九電工)に迫った。後半に入って再び加速し、トップに躍り出る。「性格的に最初から突っ走る方だから」とちゃめっ気たっぷりだった。
走り込みの量が多いマラソン用の練習メニューに疑問を感じ、昨年からスピード重視のメニューを自分で組み立てるようになった。「この世界は結果が全て」。リスクも承知した上で挑んだ。
専門とする5000メートルで殻を破りたいという意図があり、1万メートルに出場。今春から金色に染めたという髪も、意気込みの表れが見て取れる。6月の日本選手権では「本職」で勝ちにいき、「A(標準)を出したい」と力を込めた。(2012年04月22日)