JSPOスポーツ 2012年3月26日:時事ドットコム

JSPOスポーツ 2012年3月26日

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高校野球・被災地の中学生が始球式

 第84回選抜高校野球大会で24日、東日本大震災で大きな被害を受けた東北3県から中学生3人を招き、始球式が行われた。全員が笑顔で元気よく投球。観客席からは温かい拍手が沸き起こった。
 第1試合で始球式を務めた福島県いわき市立平第1中学校1年の相沢健生君。ボールはワンバウンドとなったが、「ストライクゾーンよりも全力投球したかった」と笑顔を見せた。投球前には各ベースを全国各地に見立て、「ありがとうございます」と大きな声で元気よく一礼した。
 宮城県亘理町の中学2年生、安達啓太君は、第2試合を担当。外角に直球を決め、「被災地に元気を、支えてくれた人に感謝の気持ちを伝えたかった」。震災直後の津波で学校が壊滅し、仲間が相次いで転校。部員は7人に減ったが、「大好きな野球を続けて、今度は自分の力で甲子園に来たい」と笑った。
 第3試合は岩手県大船渡市の木下大成君が務め、「ありがとうの思いを込めて投げた。またここに戻ってきたい」。うれしそうに話した。(写真は左から福島県いわき市立平第1中学校の相沢健生君、宮城県亘理町立荒浜中学校の安達啓太君、岩手県大船渡市立大船渡中学校の木下大成君)(2012年03月24日)

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