ゴールラッシュで危機越える=若き日本、原点回帰
サッカー五輪予選
確実に五輪出場権を得るC組1位へ、勝ち点3と大量点を同時に狙った一戦。関塚監督の「攻撃陣の奮起と意欲、決定力に期待している」という思いに応え、若き日本がゴールラッシュを見せた。
予選敗退が決まったホームのマレーシアが序盤勢いに乗り、日本は攻めあぐんだ。しかし、サイドを起点に攻めてリズムをつかむ。前半35分、原口が相手守備の裏に抜け出し、原口からのパスを酒井が決めて先制。この1点でマレーシアの足が止まり、前半2点をリードした。
もはや日本ペース。ただし狙うのは、勝ち点だけではない。後半も攻め手を緩めなかった。後半10分に3点目を奪い、さらに切り札の永井を投入。スピードで一方的に攻めてゴールを重ねた。
シリアがバーレーンに敗れ、C組首位を奪回。五輪への視界は明るくなった。3月の最終戦に向け、「きょうのように日本らしいサッカーをしたい」と原口。危機を乗り越えたチームに、たくましさが宿った。(クアラルンプール時事)
写真は前半、先制ゴールを決める酒井宏樹(中央、柏)(2012年02月22日)