JSPOスポーツ 2011年9月5日:時事ドットコム

JSPOスポーツ 2011年9月5日

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ベストメンバー、しのいで首位
=連勝なでしこ、ロンドン接近=

 サッカー女子のロンドン五輪アジア最終予選の第2戦は3日に中国・済南市で行われ、3大会連続4度目の五輪を目指す日本女子代表(なでしこジャパン)は韓国に2―1で快勝。開幕2連勝で勝ち点を6とし、2試合を終えて単独首位に立った。日本は5日にオーストラリアと対戦する。
 日本は7月のワールドカップ・ドイツ大会で優勝した主力メンバーで先発を組み、前半10分に阪口(新潟)=写真=が先制ゴール。韓国が30分に同点としたが、ロスタイムで大野(INAC)が勝ち越しゴールを決め、前半を2―1で折り返した。後半は韓国がパスをつないで押し気味だったが、日本はしのいで逃げ切った。
 栄光のW杯ドイツ大会レギュラーで臨んだなでしこジャパン。控え中心だった初戦のタイ戦では見せなかった、攻撃陣の鮮やかな連係で前半のうちに勝ち越した。1点のリードを後半したたかに守り、勝ち点3を積み上げた。
 先制後の前半30分、DF熊谷が足を滑らせ、ボールを奪われる失態。韓国は素早く仕掛けてパスを回し、池笑然の強烈なシュートで同点とされた。佐々木監督が「芝が深いので、パスのスピードには十分注意しなければ」と警戒していた通り。悪いピッチ状態にミスを重ね、日本は試合を苦しくした。
 ボールを持てば、どんどん攻めてくるのが韓国の特徴。球際で強さを発揮する相手は、日本と互角に戦った。しかし、世界一メンバーは圧倒されない。局面打開のキーマンはやはり沢だった。前半終了間際に左サイドを突破。川澄がDFを引きつけ、右サイドでフリーだった大野が勝ち越しゴールを流し込んだ。日本の多彩な攻めに、韓国守備陣はついてくることができなかった。
 後半は中盤で互いにボールを激しく奪い合った。韓国優勢に見える時間帯もあったが、最後までゴールを割らせなかった。「韓国の質も良かったが、しのぎきった。自分たちのサッカーができるかよりも、勝ち点3を取って出場権を取ることが大事」と佐々木監督。これで単独首位。なでしこがまた一歩、ロンドンに近づいた。(2011年09月03日)

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