JSPOスポーツ 2011年8月29日:時事ドットコム

JSPOスポーツ 2011年8月29日

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浅見連覇、福見下す=世界柔道

 柔道の世界選手権は23日、当地で開幕して男女計3階級が行われ、女子48キロ級決勝で浅見八瑠奈(右・コマツ)が2年ぶりの優勝を目指した福見友子(左・了徳寺学園職)に優勢勝ちし、連覇を果たした。世界ランク1、2位の両者は昨年の東京大会に続き2大会連続で決勝での対戦となった。
 予想通り、女子48キロ級の決勝の畳の上には昨年と同じ日本人2人が上がった。そして勝者も同じ23歳の浅見だった。「連覇したらロンドンが近くなる。落とせない大会」。互いの気迫がぶつかり合う中、「有効」一つの差で勝利を引き寄せた。
 世界女王にして世界ランクも1位。だが、本当はどちらが強いのか。周囲は明白な答えを持ってない。昨年の世界選手権も「指導」二つの差で勝った。今大会まで、互いに国際大会で勝ち続けた。「どうしても福見さんと比較される。食らいついていきたい」。挑戦者の気持ちを失わず、大舞台でライバルに再び煮え湯を飲ませた。
 試合の2日前、五輪出場を夢に抱くきかっけを与えてくれた元女王、谷亮子さんが柔道史上最も優れた女子選手として表彰され、浅見も授賞式に居合わせた。「勝ち続けることは難しい。気持ちに隙をつくれない。その中で連覇したすごい選手だった」。その存在に、少し近づいたと感じた。(パリ時事)(2011年08月23日)

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