JSPOスポーツ 2011年6月27日:時事ドットコム

JSPOスポーツ 2011年6月27日

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 「点取り屋」ドイツで成長 =認められた永里―女子サッカー

  なでしこジャパンの「点取り屋」は成長した。サッカー日本女子代表のFW永里優季(23)が、ドイツ女子1部リーグのポツダムで2年目を終えた。女子欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝こそ左膝負傷の影響で欠場したが、この1年でチームに認められた。
 CL決勝前にあった日本代表の米国遠征で、左膝の状態が悪化。それを知ったポツダム関係者は慌てて連絡を入れてきた。ドイツへ戻ると空港に迎えの車が用意され、病院へ直行。そのときに「自分への扱いが、がらりと変わった」と感じた。
 デュイスブルクとのCL準決勝、ホームでの第2戦で決勝進出を決める値千金のゴールを挙げた。シーズン前半は先発できない試合もあったが、「あの準決勝では意図して、狙って結果を出せた」。この1点の重みを感じたのは永里だけではなかった。
 ポツダムでの初のフルシーズンは、9得点でランキング2位になったCLを含めて、公式戦で計25ゴールをマークした。この実績を引っさげ、女子ワールドカップ(W杯)を迎える。
 組織力を重視する日本代表は、ゴールを奪うことだけに専念できるポツダムとは違う。それでも悲観することなく、「チーム(日本代表)として通用しないときも出てくる。そうなったら、はみ出しますよ」と不敵に笑う。苦境を救える「個の力」を秘めたストライカーとしてW杯に挑む。(ロンドン時事)

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