JSPOスポーツ 2011年5月16日:時事ドットコム

JSPOスポーツ 2011年5月16日

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 日本で新たな挑戦 =上野選手に勝ったオスターマン選手―女子ソフトボール=

 ナゴヤドームで4月9日に行われたソフトボール女子の日本リーグ開幕戦。北京五輪金メダル投手の上野由岐子選手(ルネサスエレクトロニクス高崎)と米国五輪代表エースとの投げ合いが注目を集めた。今季から豊田自動織機に加入したキャット・オスターマン選手(28)は延長八回を投げ抜いて完封。試合後、「5、6割の出来」と涼しい顔でデビュー戦を振り返った。
 188センチの長身から多彩な変化球を繰り出す大型左腕。アテネ五輪で金メダルを獲得し、北京五輪の決勝では上野選手と投げ合った。
 高校卒業後の6年間、代表チームで活躍して注目を浴び続けた。北京五輪後、コーチ業に転身したが、なじめず、一度は断った日本からの誘いに応じた。
 初めての海外生活に不安も感じたが、「新しい挑戦をするにはいい機会」と飛び込んだ。日本でプレーして感じたことは、米国にはない守備の意識の高さ。そして何よりも驚いたのが、初戦で1万人を超えた観客の数。「今までで一番多かった。観客がやる気満々でエキサイティングだった」と笑顔を見せた。
 五輪種目からソフトボールが外れたのはショックだったという。「ソフトボール界のレベルを上げて、五輪に戻すことが目標」。海を渡ってきた左腕が、日本のソフトボール界に旋風を起こそうとしている。(写真は投球練習するオスターマン選手)

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