
富山県黒部市は、東京五輪のインドアーチェリー代表に、応援DVDやトートバッグといったオリジナルグッズとインドで人気が高い日本製爪切りなど計15点を贈る。これまで交流してきた感謝と最後の1射まで諦めずに頑張ってほしいとの思いを込め、グッズは「インド感謝(完射)ボックス」と名付けた箱に入れた。箱には各選手の似顔絵も描かれている。
五輪開催時にパブリックビューイング(PV)は実施しないが、市内の商業施設のモニターでライブ映像を流し、市民に応援を促す。スポーツ課の橋本正則課長は「選手に思いが届き、メダルを取ってほしい」と話し、活躍に期待を示した。
五輪後も交流を継続するため、インド大使館や本国のアーチェリー協会にも応援グッズを送付することを検討している。
5~19日に事前合宿を受け入れる予定だったが、感染対策で適切な練習環境を提供できないことから断念。6人の選手団は18日に入国した。