
長野市は13日、同市で東京五輪の事前合宿を実施しているデンマーク競泳チームの練習を報道機関に公開した。選手らは、市民プール「アクアウイング」で大会に向けた調整を行った。
2016年リオデジャネイロ五輪女子50メートル自由形金メダリストのパーニル・ブルメ選手(27)は取材に「長野市に招いてくれて感謝している。メダルを獲得できるよう、ベストを尽くしたい」と語った。
事前合宿には選手やスタッフら約20人が参加。11日に来日し、同日長野市に到着した。現在、市内のホテルに宿泊しており、20日に選手村に入村する予定。
新型コロナウイルス対策として、選手らは練習前に毎日PCR検査を受けており、ワクチンも接種済み。移動はバスによる宿泊施設と練習場の往復のみに制限している。
19日には市内の小学生が練習を見学する。コロナの影響で選手らとの直接的な交流は見送り、観客席から見学する形とする。