長野県東御市は28日までに、東京五輪の事前合宿で、モルドバの競泳選手団の受け入れを中止すると明らかにした。トレーニング施設を使う日程が日本代表選手団と重なり、利用する場所や時間を確保できないことが理由。密集を避けるなど新型コロナウイルス対策の観点から判断した。
同国は市のホストタウン。市によると、選手が使う予定だったのは、高地トレーニング用の屋内プール「GMOアスリーツパーク湯の丸」。人数は未定で、7月中旬ごろから3日間程度受け入れる予定だった。
市は五輪の競技終了後に、市内で選手と市民が直接交流する機会をつくる予定。感染状況を踏まえて検討する。