
浜松市にあるブラジル総領事館のガルシア・アウデーモ総領事は26日、同市の鈴木康友市長を表敬訪問し、友情のきずなを表現したシンボルマークを作成したことを報告した。
1990年の改正入管法の施行後、浜松市には在日ブラジル人コミュニティーが形成され、現在約1万人が在住。国内では、最もブラジル人が住む都市となっており、東京五輪・パラリンピックのブラジル選手団のホストタウンとなっている。
「HAMAMATSU」のローマ字表記に両国の国旗をあしらったシンボルマークには「浜松―日本の中のブラジル」のキャッチコピーが添えられた。
ガルシア総領事によると、6~7月にマークとともに市の映像が同国のテレビなどで放映される予定。浜松市内のバス会社にもラッピング広告を打診するという。
マークを見た鈴木市長は「大変感激した。未来に向けての友好の証しとして、すばらしいシンボルマークができたと思う」と謝意を述べた。