
東京五輪・パラリンピックでカナダのホストタウンに登録されている岐阜県は、年齢や性別、障害の有無にかかわらず楽しめる「ゆるスポーツ」で、同国のパラリンピアンらと県民が交流するイベントをオンラインで開催した。
ゆるスポーツは、一般社団法人世界ゆるスポーツ協会が開発した。1月30日に行われたイベントには、マリッサ・パパコンスタンティヌ選手をはじめとするカナダのパラ陸上代表候補3人や、日本のパラ陸上代表候補の石田駆選手ら約30人が参加。ビデオ会議システム「ズーム」を使い、まゆげを高速で上げ下げする「まゆげリフティング」や、30秒以内にお題に合ったものを家の中で探す「おうち借り物競走」など4種目を楽しんだ。
地域スポーツ課の伊藤泰啓主査は「東京五輪・パラリンピックは延期されたが、こうしてオンラインでつながることができた。ゆるスポーツでパラアスリートとも分け隔てなく一緒に楽しめた」と語った。
〔岐阜県はものづくりが盛ん。歴史ある盆踊り「郡上おどり」やユネスコ無形文化遺産の高山祭などの文化行事がある〕