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共生社会へバリアフリーマップ=仏語に翻訳も―大阪府池田市

2020/10/22

※記事などの内容は2020年10月22日配信時のものです

 東京五輪・パラリンピックでフランスの共生社会ホストタウンに登録されている大阪府池田市は、障害者や留学生らと市職員による街歩きを実施し、多様な視点を盛り込んだバリアフリーマップの作成を進めている。内閣官房東京オリパラ推進本部事務局のモデル事業として行う。

 市は8~10月、車いす利用者や視覚障害者、仏語圏などの留学生、地元ゆかりの企業社員らが参加し、市内の主要施設を散策する街歩きイベントを計3回開催。不便を感じる点や地域の魅力などをそれぞれの視点から取りまとめた。

 現在、「地図で見ただけでは道のアップダウンが分からない」「古民家の雰囲気が外国人の興味を引く」といった指摘を踏まえたバリアフリーマップを作成しており、11月中の完成を目指す。

 英、仏語にも翻訳し、計500部を作成する計画。車いすラグビーチームの選手が活用できるよう配布するほか、観光案内所などに設置する。市教委の生涯学習推進課の担当者は「今後、共生社会の実現に向けて施策展開できるような形につなげたい」と話している。

〔日清食品の即席麺「チキンラーメン」発祥の地として知られる。五月山動物園では全国でも珍しいウォンバットを飼育する〕

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