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カナダ選手事前キャンプで歓迎式典=三重県、津市

2019/10/07

※記事などの内容は2019年10月7日配信時のものです

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カナダレスリングチームの事前キャンプの歓迎式典であいさつする鈴木三重県知事(左端)=6日午後、津市

 2020年東京五輪に出場予定のカナダレスリングチームの1年前キャンプが5日から津市内で始まり、三重県と津市は6日、同チームの歓迎式典を開いた。選手やコーチのほか、鈴木英敬知事や前葉泰幸津市長ら関係者約50人が出席し、同県出身で元女子レスリング選手の吉田沙保里さんも駆け付けた。

 県と津市は2018年12月、カナダレスリング協会と事前キャンプの実施で協定を締結。今年2月にはカナダのホストタウンに登録された。

 1年前キャンプは津市産業・スポーツセンターで9日まで実施。女子選手5人やスタッフら計14人が参加し、期間中は地元のジュニア選手向けのレスリング教室や市内の小中学校訪問などを通じ、住民たちと交流を深める。

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5日に誕生日を迎えた三重県出身の元女子レスリング選手の吉田さん(左)に花束を渡すカナダレスリングチームのバービークヘッドコーチ=6日午後、津市

 歓迎式典で、鈴木知事は「2年前にカナダに行って、県でぜひともキャンプをやってほしいとお願いし、この日が来たことを本当にうれしく思う。カナダレスリングチームが五輪で最高の成績が出せるよう全力でサポートしたい」とあいさつ。カナダレスリング協会ハイパフォーマンスディレクターのルーカス・オーキャラコンさんは「(県や市が)他の候補地と違うのはスポーツに対する情熱。温かい歓迎を心から感謝する」と述べた。

 式典には、吉田さんとアテネ、北京、ロンドン各五輪で対戦した同国ヘッドコーチのトーニャ・バービークさんも参加。5日に誕生日を迎えた吉田さんに花束を渡す場面もあった。東京五輪直前にも同センターでキャンプが行われる。

〔小豆を使ったアイス「あずきバー」で有名な菓子メーカー井村屋や「ベビースターラーメン」を製造するおやつカンパニーの本社などが立地。ご当地グルメとして学校給食が発祥の揚げギョーザ「津ぎょうざ」がある〕

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