
スロバキアの空手代表選手団が28日、2020年東京五輪・パラリンピックのホストタウンである岐阜市を訪れ、柴橋正直市長を表敬訪問した。選手らは9月6日から始まる「空手1プレミアリーグ東京大会」に向けた事前合宿で8月27日~9月3日まで滞在し、練習する。
表敬訪問には選手やコーチら計5人が出席。柴橋市長は「今回の大会で素晴らしい成績を挙げて、オリンピックに向け弾みにしてほしい」と激励。「岐阜の暑さが大丈夫ならオリンピックの暑さも大丈夫。コンディションを整えて」と笑いを誘った。
選手団からは手土産としてスモモから作られた蒸留酒と伝統工芸品の針金細工器が送られた。選手団には市の伝統工芸品である水うちわや扇子を手渡した。選手らは感謝の意を表するとともに、滞在期間中に市出身の空手家、若井敦子さんと一緒に練習することを楽しみにしていた。
市は16年12月にスロバキアのホストタウンに登録。18年10月に、同国の空手連盟と市で事前合宿を行う覚書を締結し、今回初めて選手団が市を訪れた。