2020年東京五輪・パラリンピックでフランスのホストタウンに登録されている金沢市は、登録ボランティアの募集を開始した。活動期間は19年7月1日から東京五輪閉会まで。18歳以上が対象で、100人程度を採用する方針。
今年度は7月から、水泳とウエートリフティングのチームが市内で事前合宿を予定している。まずはそこで見学者の受付や誘導、練習用具の準備などを担わせる方針で、今後もホストタウン関連のイベントがある際に登録ボランティアから参加を募る。
事前合宿のサポート役だけでなく、アスリートと市民が直接関わることで、五輪やスポーツへの機運を高める狙いもある。市担当者は「オリンピアンになるであろう人を身近に感じられるめったにない機会。多くの市民に応募してほしい」と話す。
〔戦災に遭わず、藩政時代の武家文化が色濃く残り、風情ある街並みが楽しめる。海産物を中心としたグルメも人気で、北陸新幹線の金沢開業以来多くの観光客が訪れている〕