聖マリアンナ医科大学|医学部情報|神奈川県私大医学部特集2023
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医学部情報

聖マリアンナ医科大学

学部長メッセージ

聖マリアンナ医科大学を目指す受験生へ

本学は、キリスト教的人類愛を建学の精神とした全人的医療を担う医師養成を行っております。主体性・積極性のある方の入学を期待しております。本学はその期待に応える魅力あるカリキュラムを提供いたします。 医学・医療に関心を持ち、医師を目指す明確な目的を有する方の入学を心待ちにしております。

聖マリアンナ医科大学 医学部長 加藤 智啓

聖マリアンナ医科大学 医学部長
加藤 智啓

生命の尊厳を基調とした医師の育成

キリスト教精神に基づく医学教育の実践

日本で唯一のキリスト教精神に基づく医学教育を実践する医科大学として、敬虔(けいけん)なカトリック信者であった故・明石嘉聞博士が1971年、東洋医科大学を創立。東南アジアの発展途上国(無医村地区)で働く医師の養成が大きな目的だった。73年には、明石博士の実妹で米国ニューヨーク郊外メリノール修道会の修道女として教育事業に身をささげていた故シスター・マリアンナの遺志を引き継ぎ、聖マリアンナ医科大学と改称された。

キリスト教精神について、同大の明石勝也理事長は「マザーテレサが路上で死にゆく人々に対し抱いたのと同様の『何とかしてさしあげたい』という愛の精神こそ、医療の原点」と、具体的な例を挙げて説明することから容易に理解できる。

こうした建学の精神をカトリック教会のトップである当時のローマ法王パウロ6世(在位1963~78年)が知り、非常に感激したという。異例の祝福として、法王からミサの際に使うカリス(ワインを入れる杯)とパテナ(パンを載せる皿)が同大に寄贈された。「崇高な使命を実現する医師となるように祈り続ける」と学生らへのメッセージも添えられている。

それでも、決して宗教色が濃厚な校風といったことはない。他のミッション系大学などと同様、1年次の宗教学が必修であることと、入学・卒業式などの式典がミサ形式で行われる程度で、特に意識する必要はない。
同大入試担当者は「(宗教に関係なく)医学を志す高い目的意識を持った人材の入学を望んでいます。」と話している。

川崎市のキャンパスには、近隣住民に開放されている聖堂もあり、落ち着いた中に明るく華やいだ雰囲気に満ちあふれている。高台に建つ教育棟は閑静な住宅街に囲まれ、6年間の学生生活を過ごすのに恵まれた環境にあることも魅力の一つだ。

グローバルスタンダードに準拠した新カリキュラム

平成28年度の新入生から世界標準(グローバルスタンダード)に準拠した新カリキュラムが導入された。今回改訂したカリキュラムのポイントは、“臨床実習教育の拡充”で、入学直後から附属病院で実習する他に、後期から学外の地域の施設の協力の下、実習もスタートした。

学生はマタニティークリニックをはじめ、幼稚園、診療所・クリニック(在宅医療)、介護・福祉施設などで約4か月間の実習体験をする。早期からお産に立ち合い、「生命の誕生」から「人間の一生」を理解することによって、建学の精神の柱となっている「生命の尊厳」を持った医師として、その素養を磨くことが狙いだ。

こうした学生の体験実習の受け入れ先は、主に地元の神奈川県内にある計63施設からの協力を得ている。同大の地域医療に対するこれまでの取り組みが評価されているのはもちろん、さらに、地域性をより理解した卒業生に地元に根付いてもらいたいという将来の期待も込められている。

4年次までの必修科目は、関連科目を1週間集中して学ぶ「ユニット型」(3年次まで)と毎週連続して学ぶ「シリーズ型」に分けられ、効率的に学習できるカリキュラムで構成されている。
特に入学直後から、医学を学ぶ上で必要なスキルを盛り込んだ「アカデミックスキルズ」をはじめ、物理、化学、生物など医学に関連した基礎的な「医系自然科学」、最先端医療などを取り上げた「実践医学」なども履修する。

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