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リディア・コー

待ちわびる夢の舞台
=コー、誇り胸にリオへ=

 女子ゴルフ世界ランキング1位のリディア・コーは、1904年のセントルイス五輪以来、112年ぶりとなる五輪復帰を大いに歓迎している。ジカ熱の不安などを理由に辞退が相次ぐ男子とは対照的。「その不安よりも、五輪という独特の雰囲気に心が躍る」と待ちわびている。
 ソウルで生まれ、6歳で移住したニュージーランドで国籍を取得。2012年に15歳4カ月で米ツアー初優勝、13年10月にプロ転向。15年2月に世界ランク1位となり、エビアン選手権でメジャー初勝利を挙げ、今年はANAインスピレーションを制し、いずれも最年少記録を塗り替えた。19歳にして既に米ツアーでは13勝を積み重ねた。
 今季のドライバー平均飛距離は250ヤードを割り、米ツアーで100位台。それでも、正確なショットでパーオン率を高め、平均パット数は1位。今季は予選落ちがなく、3勝してトップ10に9試合と安定感抜群。勝負どころではベテランのような落ち着きを見せる。
 「五輪は夢だった」と言うコー。復帰が決まった時には「本当に幸運なこと。国を代表してブラジルに行きたいと思った」と打ち明ける。「メダルを取れれば最高だけど、私はオリンピアンと言えることの方が誇りに思える」。「天才少女」は最高のモチベーションを感じながら、大舞台を楽しむつもりだ。(写真はAFP=時事)

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