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ウサイン・ボルト

29歳ボルト、伝説の続き
=「人類最速」守れるか=

 陸上男子短距離100、200メートルの世界記録保持者、ウサイン・ボルト(ジャマイカ)はリオデジャネイロで「伝説」の続きを刻む意気込みだ。2008年北京、12年ロンドン両五輪で100、200を制し、史上初の2大会連続2冠を達成。「自分は伝説になった」と胸を張った。
 近年は故障も多く、全盛期の走りを見せていないが、大舞台に合わせるのは得意で、昨年の世界選手権でもリレーを含めて3冠。今季は6月11日に今季世界2位の9秒88をマークし、「このタイムは調子がいい証拠。走れば走るほど速くなるし、走りがスムーズになる」と語った。
 ライバルとしては、今季、追い風2.6メートルの参考記録ながら9秒88をマークしたジャスティン・ガトリン(米国)、ロンドン五輪前にジャマイカ選手権でボルトを破ったヨハン・ブレークらの名前が挙がる。
 200メートルはスタートの失敗がなく、得意のカーブで優位に立てるため、勝機は高まる。100で勝てる状態なら2冠は濃厚だ。7月22日のダイヤモンドリーグ・ロンドン大会で200メートルを走る。
「五輪前最後のレースになる。リオでの成功のため準備を整えたい」
 リオ五輪閉会式の8月21日に30歳になる「人類最速の男」。20年東京大会まで続けることもにおわせているが、リオが大きな節目には違いない。(写真はAFP=時事)

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