アルペン
男女ともに回転、大回転、スーパー大回転、滑降、アルペン複合の5種目を実施。新種目として混合団体が加わった。アルペン複合は従来のスーパー複合から種目名が変更された。
スピード系種目と技術系種目に大別され、スピード系は滑降とスーパー大回転、技術系は回転と大回転で、オールラウンドにこなす選手は少なく、どちらかを得意とするスペシャリストが目立つ。種目によって、標高差や旗門の数、間隔が変わる。1956年のコルティナダンペッツォ五輪(イタリア)の回転で猪谷千春が2位に入り、日本選手初の冬季五輪メダリストとなった。
【競技フォーマット】
▽個人種目
回転と大回転は2回滑った合計タイム、スーパー大回転と滑降は1回の滑走タイムで競う。アルペン複合は1日で滑降と回転それぞれ1回ずつを行い、合計タイムで順位を決める。天候などの状況によっては滑降の代わりにスーパー大回転を実施する場合や、滑降と回転の競技順を変更することもある。
▽混合団体
平昌の新種目として加わったチーム戦。ワールドカップの国別順位上位16チームが出場し、トーナメント方式で争う。各チームは男女2人ずつ、計4人で構成される。各ラウンドでは並行するコースを1対1で対戦し、勝者が1ポイントを獲得する。同着の場合は両チーム1ポイントを獲得し、4人の合計ポイントで勝敗を決める。同点の場合は各チーム男女それぞれ速い方のタイムの合計で勝ち上がりを決める。【時事通信社】
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