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2018年05月14日
コンサートや演劇などの映像や音を会場内の多数の地点で収録し、インターネットで遠隔地に送って高い臨場感で再現するシステムが開発された。東京大やNTT西日本などのグループが「ライブレーション」と名付け、14日発表した。
利用者がゴーグルのような装置を着ければ、客席の最前列や後方だけでなく、舞台上の好きな歌手や俳優の近くを選んで視聴できる。歌声や楽器ごとに音量を調節でき、カラオケのように自分が歌う楽しみ方も可能。通常のスクリーンで再現する場合も、映像が舞台に近づくと音が大きく、遠ざかると小さくなるため臨場感がある。
1台で周囲を360度撮影するカメラと多数のマイクで得たデータを統合する技術に、高音質のデータを送受信する際に圧縮・復元を経ても音質が落ちない技術を組み合わせた。体に音の振動を伝える装置も追加できる。一部は江崎浩教授提供(一部は江崎浩教授提供)【時事通信映像センター】【ニュース動画一覧へ】
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