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2015年07月07日
脊椎内視鏡下手術が年間1300件以上と国内トップクラスの実績を誇る岩井整形外科内科病院(東京都江戸川区)を運営する岩井医療財団は7日、2院目として21日に開院する腰・膝専門の「稲波脊椎・関節病院」(品川区)の内覧会を開催した。「身体への負担が少ない手術による治療」「医療の見える化」の理念に基づき構成された院内を公開したほか、稲波弘彦院長が「難治性腰痛患者から求められる医療の現場と医療データのオープン化」と題した講演を行った。
1960年に開院した岩井整形外科内科病院は、過去に行った6000件を超える手術をビデオで記録。患者の疾患理解、医師の技術レベル向上などを目的に映像を開示している。早期に社会復帰できる低ダメージ治療を数多く施し、その実績から海外からも患者が訪れている。
高齢化に伴い今後、患者の増加が予想される中、受け入れ態勢の限界などもあり、2院目を計画。地方からの来院者が多く、その利便性を考慮し、羽田空港や新幹線駅のある品川に近い東品川を立地に決めた。新病院では、岩井整形外科内科病院のノウハウ、技術をそのままに、信頼性の高い治療を受けることができる。
この日、稲波院長は、脊椎内視鏡下手術やレーザー治療などの「低侵襲治療」について解説。多くのスポーツ選手を治療してきた内山英司副院長による「アスリートに対する手術治療」の症例も紹介された。最先端技術が用いられた手術・検査設備、使い勝手が良くプライベートに配慮された病室なども公開された。
診療科目は、脊椎(頸椎、腰椎、胸椎)、関節(膝、股関節)専門の整形外科、内科、放射線科、リハビリテーション科、麻酔科。病床数は60。休診は日曜・祝日、土曜午後。所在地は東京都品川区東品川3-17-5。【時事ドットコム編集部撮影】【トレンド動画一覧へ】
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