〔NY石油〕WTI、大幅続落(24日)
【ニューヨーク時事】週明け24日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を懸念した売りが殺到し、大幅続落した。米国産標準油種WTIの中心限月4月物の清算値は、前週末比1.95ドル(3.65%)安の1バレル=51.43ドル。5月物は1.92ドル安の51.58ドルだった。
中国国内での新型肺炎拡大に一定の歯止めがかかる中、週末にかけては韓国やイタリア、さらにイランを中心とした中東地域で感染報告が相次いだ。これを受け、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は24日、各国は世界的流行を意味する「パンデミック」が起こる可能性に備える必要があると指摘。米紙ワシントン・ポストも、複数の関係者の話として、ホワイトハウスが対策強化に向けて10億ドル近くを議会に要請する可能性があると報じた。
事態が新たな局面を迎えたとの見方が浮上する中、この日は世界的に株安が進行するなどリスク回避一色。景気の冷え込みで石油需要が落ち込むとの懸念も改めて強まり、原油先物相場は23日夜の取引からじりじりと値を削り、24日午後には一時50.45ドルの安値を付けた。
▽ガソリン=続落。中心限月3月物の清算値は4.15セント安の1ガロン=160.91セント。
▽ヒーティングオイル=3営業日続落。3月物の清算値は7.34セント安の1ガロン=161.32セント。(2020/02/25-05:15)
















