〔東京外為〕ドル、110円台後半=終盤売り強まる(25日午後5時)
25日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は終盤に売りが強まり、1ドル=110円台後半で推移した。午後5時現在は110円71~72銭と前週末(午後5時、111円73~74銭)比1円02銭の大幅ドル安・円高。
ドル円は海外市場で新型肺炎の影響を懸念した米株安を受け、110円30銭台まで下落した。3連休明けの東京時間早朝は110円60銭台に締まり、午前9時以降は五・十日要因の実需買いに一時111円台まで上昇した。ただ、すぐに軟調な日経平均株価を眺めた戻り売りに110円80銭前後まで売られ、午後は同水準で小幅な値動きが続いた。終盤は再び売り優勢となり、110円60銭台に切り下がった。
市場では「クルーズ船の対応などを見て、一部で日本売りとも言われていたが、イタリアや韓国でも新型肺炎の拡大がみられることで、日本だけ売っているわけにもいかない、となった」(FX会社)としてリスク回避の円買いとみる声が聞かれる。
一方、「米国の株安と金利低下を踏まえると本来もっと円高が進んでもおかしくないはずで、この水準にとどまっているのは新型肺炎を受けた日本の政治、経済への不安があるからだ」(大手邦銀)との指摘もあった。
ユーロは終盤、対円で軟化、対ドルでもみ合い。午後5時現在は1ユーロ=120円15~16銭(前週末午後5時、120円62~63銭)、対ドルでは1.0852~0853ドル(同1.0795~0796ドル)。(2020/02/25-17:03)
















