〔NY外為〕円、139円台前半(9日朝)
【ニューヨーク時事】週末9日午前のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の上昇を受けて円売り・ドル買いが先行した海外市場の流れを引き継ぎ、円相場は1ドル=139円台前半に下落している。午前8時55分現在は139円20~30銭と、前日午後5時(138円88~98銭)比32銭の円安・ドル高。
海外市場では、米長期金利の上昇を背景に日米金利差の観点から円売り・ドル買いの流れが強まった。この日の朝方は主要な米経済指標の発表がなく、ニューヨーク市場に入ってからも円安・ドル高地合いが継続している。
ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)声明や米消費者物価指数(CPI)などの発表を来週に控えて積極的な商いは手控えられ、相場の値動きは限定的となっている。
ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.0760~0770ドル(前日午後5時は1.0777~0787ドル)、対円では同149円90銭~150円00銭(同149円70~80銭)と、20銭の円安・ユーロ高。(2023/06/09-22:06)