図解

【図解・社会】岐阜、長野の大雨のメカニズム(2020年7月)

岐阜、長野の大雨のメカニズム

湿った空気、九州から東海へ=長時間降り特別警報に

※記事などの内容は2020年7月6日掲載時のものです

 岐阜、長野両県は梅雨前線の影響でこれまでも断続的に雨が降り続いていた。そこに暖かく湿った空気が東海に流れ込んだことで雨が強まり、8日の大雨特別警報につながったと考えられる。
s  気象庁によると、梅雨前線が日本の上空に停滞を続けたことで、両県でも3日ごろから雨が降り続いていた。3日の降り始めから8日午前7時までの雨量は、岐阜県下呂市で724.5ミリ、長野県王滝村では839.0ミリに達した。
 一方で、九州に流れ込んでいた暖かく湿った南からの空気は、大陸の高気圧が7日から8日にかけて日本に向けて張り出したことで東海に流れ込むようになった。これが岐阜や長野の山岳地帯にぶつかり、大雨をもたらしたとみられる。
 4日と6日に九州で大雨特別警報が発表された時と比べると、1時間雨量は下呂市で8日未明に71.5ミリとやや少なかった。中本能久予報課長は記者会見で「先行的にずっと雨が降っていた上に、発達した雨雲が入ってきた」と特別警報の理由を説明した。

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