図解
※記事などの内容は2018年4月25日掲載時のものです
気象庁は25日、5~7月の3カ月予報を発表した。日本付近の上空の偏西風が平年より北を流れ、太平洋高気圧の日本付近への張り出しが強いため、平均気温は全国的に高い。降水量は北・東・西日本でほぼ平年並み。沖縄・奄美は平年並みか平年より少ない見込み。
ただ東・西日本の6月については、前線などの影響で平均気温はほぼ平年並み、降水量は平年並みか多いと予想される。
気象庁の竹川元章予報官は記者会見で「(25度以上の)夏日や(30度以上の)真夏日が多くなる可能性がある。熱中症に注意し、早めに対策を取ってほしい」と呼び掛けた。
北・東・西日本では3月から気温が平年より高い状態が続いており、5月以降も高温傾向となる。竹川予報官は「農作物の生育が早まる可能性がある。高温に弱い作物もあり、管理に注意が必要だ」と話した。
【5月】東日本の太平洋側と北日本の天気は数日周期で変わる。東日本の日本海側と西日本は晴れの日が平年同様に多い。沖縄・奄美は曇りや雨の日が平年より少ない。
【6月】北日本の前半は天気が数日周期で変わり、後半は曇りや雨の日が平年同様に多い。東・西日本は曇りや雨の日が平年より多く、沖縄・奄美は平年同様に多い。
【7月】東日本の日本海側と北日本は曇りや雨の日が平年同様に多い。東日本の太平洋側と西日本の前半は曇りや雨の日が平年より少なく、後半は晴れの日が平年より多い。沖縄・奄美は晴れの日が平年より多い。
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