図解
※記事などの内容は2018年2月15日掲載時のものです
気象庁は15日、今冬(昨年12月~今月)の気温がほぼ全国的に低くなり、日本海側を中心に大雪となった要因の一つはラニーニャ現象にあると発表した。太平洋赤道域東部(南米沖)の海面水温が平年より低くなる現象で、昨年秋から発生。この影響で日本付近では偏西風が南に蛇行し、北の大陸側から寒気が流れ込みやすくなったという。
今冬の平均気温(今月14日まで)は北日本(北海道と東北)で平年を0.1度、東日本と沖縄・奄美で0.9度、西日本で1.7度、それぞれ下回った。東・西日本と沖縄・奄美は過去2年連続で暖冬だったが、3年ぶりに寒冬となる可能性が高まった。
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