図解

【図解・社会】福井で大雪をもたらした気象状況(2018年2月)

福井で大雪をもたらした気象状況

列成す雪雲、次々福井へ=海上でぶつかる風が影響

※記事などの内容は2018年2月7日掲載時のものです

 福井県に記録的な大雪がもたらされたのは、日本海上で冷たい風が合流して「日本海寒帯気団収束帯」ができ、発達した雪雲が一列になって次々と押し寄せたことが要因だ。
 気象庁によると、シベリアから日本に向けて吹く冷たい風が朝鮮半島北部の山脈にぶつかり、二手に分かれた後、日本海上で合流。雪雲が連なる収束帯を形成した。
 日本上空には1月下旬から平年より約10度低い強い寒気が入り込み、雪雲が発達しやすい状況だった。収束帯では多くの水蒸気が集まり、上昇気流で背が高く強い雪雲が発生した。
 また、日本海北部に停滞した低気圧が収束帯の北上を阻み、福井県から石川県の狭い範囲に次々と雪雲が流れ込むことになった。
 福井市では6日、積雪が54センチ増加したが、同じ福井県内でも70キロ離れた小浜市では増えず、大雪は限られた範囲に集中した。

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