図解
※記事などの内容は2019年1月17日掲載時のものです
政府は17日、局長級による世界遺産条約関係省庁連絡会議を開き、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」(鹿児島県、沖縄県)を2020年の世界自然遺産候補として国連教育科学文化機関(ユネスコ)に再び推薦することを了承した。22日に推薦書を閣議了解した上で、2月1日までにユネスコの世界遺産センターに提出する。
推薦書提出後は、ユネスコの諮問機関が19年中に現地調査を行い、20年5月ごろ評価結果を勧告する。世界遺産委員会で審議されるのは、20年夏ごろになる予定。
推薦書の対象区域は、九州から台湾の間に連なる琉球列島のうち4島の計約4万2700ヘクタール。アマミノクロウサギやヤンバルクイナ、イリオモテヤマネコなど世界的にも希少な絶滅危惧種が多く生息している。
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