図解
※記事などの内容は2014年5月22日掲載時のものです
全国の警察本部が2013年度中に採用した警察官のおよそ7人に1人が女性だったことが22日、警察庁のまとめで分かった。女性の登用を強化している影響で、採用数だけでなく、在籍者と幹部の人数、それぞれの全体に占める割合はいずれも過去最多となった。
13年度に採用された女性警察官は前年度比69人増の1565人で、男性も含めた全体の14.3%となった。09~11年度は11%前後だったが、12年度の13.0%に続いて上昇した。
育児休業中も含めた女性警察官は今年4月1日時点で昨年比1137人増の1万9856人。全体の7.7%で、0.4ポイント上昇した。
「幹部」とされる警部以上の階級にある女性は41人増の295人となり、5年前から倍増した。全体に占める割合は1.2%にとどまるが、検視官室長や交番所長、機動隊副隊長など女性と縁遠かったポストへの配置も広がっているという。
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