図解
※記事などの内容は2019年12月6日掲載時のものです
警察庁が実施したあおり運転に関するアンケート調査では、過去1年間に被害経験があるとの回答が35%あった。被害内容は「後方からの著しい接近」が8割を超えた。
調査は10月、運転免許更新のため全国の免許試験場を訪れた人に書面で実施。18~90歳の男女2681人から有効回答を得た。
それによると、939人(35.0%)が過去1年間に、後ろから車間距離を詰める行為や意図的な割り込みなどのあおり運転の被害を経験したと回答。このうち401人は3回以上、被害を受けたと答えた。
被害内容(複数回答)では、「後方からの著しい接近」が最多の768人(81.8%)で、「クラクションやハイビーム」192人(20.4%)、「幅寄せ」156人(16.6%)が続いた。「停車して道をふさぐ」も33人(3.5%)いた。
あおり運転の抑止策の必要性については、被害経験がない人も含めた全体の9割以上が必要と回答。抑止策の内容(複数回答)では「罰則強化」が2001人(74.6%)と最も多く、次いで「ドライブレコーダーの普及促進」が1634人(60.9%)と多かった。
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