図解

【図解・社会】全国の高齢者講習受講待ち状況(2017年3月)

全国の高齢者講習受講待ち状況

高齢者なお長期受講待ち=改正法で合理化も「早期予約を」

※記事などの内容は2017年3月14日掲載時のものです

 12日施行の改正道交法では高齢運転者の認知症対策が強化された一方、高齢者講習の合理化も図られた。高齢者の免許人口急増に伴い、長期の受講待ちが常態化しているためだ。認知機能に問題のない75歳以上に加え、70~74歳も2時間に短縮したことで混雑はやや解消すると見込まれる。
 しかし、違反のあった75歳以上を対象とした臨時の認知機能検査や講習が導入され、全体の受講者は増える。なおも受講待ちは避けられず、警察は「半年前から受講できるので早めの予約を」と呼び掛けている。
 昨年1年間の高齢者講習の受講者数は75歳以上で約158万人、70~74歳を含めた全体で計253万人を超えた。警察庁が全国の受講待ち状況を調べたところ、5月末時点に予約を入れた場合、受講まで「2カ月以上」を要した人の割合は18.6%と最も低かった。一方、2月末は最多の42.7%だった。学生らが免許取得の動きを活発化させ、混雑することが要因とみられている。
 実際の受講待ち状況は地域によりまちまちだ。警視庁は予約状況をホームページで公表しており、3月1日時点で8日後に受講できる教習所もあれば、4カ月先まで予約でいっぱいの所もある。 

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