図解
※記事などの内容は2016年7月15日掲載時のものです
他人名義の銀行口座から現金を引き出したとして、警視庁は15日までに、窃盗容疑で、自営業中村明博容疑者(29)=岐阜市長良=を逮捕した。同庁は、インターネットバンキングの口座情報やクレジットカード情報を第三者に提供した報酬として、引き出したとみている。
逮捕容疑は2015年8月4日、他人名義のキャッシュカードを使い、千葉県柏市のコンビニの現金自動預払機(ATM)で2万7000円を引き出した疑い。
同庁サイバー犯罪対策課によると、中村容疑者は他人のネットバンキングのID、パスワードや、クレジットカード情報を闇サイトなどで不正に取得。ネットを通じて購入希望者に提供していた。
購入者はその対価を仮想通貨「ビットコイン」で支払い、中村容疑者は通貨の保管場所である「ウォレット」を複数経由。現実の通貨に換金して他人名義の銀行口座で受け取っていた。
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