図解
※記事などの内容は2019年6月19日掲載時のものです
大学の法学部を3年で終えて法科大学院に進める「法曹コース」創設など法曹養成制度改革の関連法が19日の参院本会議で可決、成立した。法科大学院在学中の司法試験受験も可能になる。時間的・経済的な負担軽減を図り、法曹志願者数を増やすのが狙い。
法科大学院では修了者の司法試験合格率が低迷し、法科大学院への志願者も減少している。現行では、予備試験以外に司法試験の受験資格を得るには、大学で4年、法科大学院で2~3年の期間が必要となる。
新制度では、所定の単位を修得し1年以内に法科大学院を修了する見込みがあると学長が認めた在学者に、司法試験の受験資格を与える。合格しても、修了するまでは司法修習生に採用されない。
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