図解
※記事などの内容は2019年1月31日掲載時のものです
宮内庁は31日、5月以降の新天皇、皇后が毎年出席する地方行事について、これまで皇太子ご夫妻が出席されてきた国民文化祭が加わると発表した。これにより、新天皇、皇后の主要地方行事は、全国植樹祭、国民体育大会、全国豊かな海づくり大会の三つから四つになる。
同庁の山本信一郎長官が定例会見で明らかにした。国民文化祭は、皇太子ご夫妻による七つの主要地方行事の一つ。皇太子さまは昭和時代の第1回に出席するなど縁が深いことから、山本長官は「お気持ちにかなうと理解している」と話した。ただ、雅子さまについては療養中のため、出席が難しいこともあり得るという。
国民文化祭を除いた六つの行事のうち、全国「みどりの愛護」のつどい、全国高等学校総合体育大会、全国障害者スポーツ大会、全国育樹祭の四つが皇位継承順位1位の「皇嗣」となる秋篠宮さまと紀子さまに、献血運動推進全国大会は紀子さま単独、全国農業担い手サミットは寛仁(ともひと)親王妃信子さまが引き継ぐことも決まった。
皇太子ご夫妻が毎年出席する東京都内の三つの行事について、国際青年交流会議は新天皇、皇后が出席し、文化庁芸術祭オープニングは秋篠宮ご夫妻、「日本賞」教育コンテンツ国際コンクール授賞式は紀子さまが単独で引き継ぐことになった。
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