図解

【図解・社会】皇位継承式典の概要(2019年1月)

皇位継承式典の概要

退位礼夕刻、最後のお言葉=福島知事、30年式典で代表の辞-皇位継承委で決定

※記事などの内容は2019年1月17日掲載時のものです

 政府は17日、今春の皇位継承に関する式典委員会(委員長・安倍晋三首相)の第3回会合を首相官邸で開いた。憲政史上初となる天皇陛下の退位の儀式「退位礼正殿の儀」は4月30日午後5時から開始すると決定。陛下がお言葉を述べられる。2月24日の陛下の在位30年記念式典では、東日本大震災の被災地、福島県の内堀雅雄知事らが国民代表の辞を述べる。
 退位礼正殿の儀の開始時刻は陛下が最後の公務を終えると想定される時間などを考慮した。三権の長や地方自治体の代表ら338人が参列。参加者の服装は、男性がモーニングコート、女性はロングドレスなどとした。 
 5月1日午前0時の皇太子さまの新天皇即位を受け、新天皇が皇室に伝わる剣や勾玉(まがたま)などを引き継ぐ「剣璽等承継の儀」は同日午前10時半から行う。同席する皇族は前例を踏襲して成年男性に限り、皇位継承順位1位の「皇嗣」となる秋篠宮さまと、常陸宮さまの2人とした。
 このため、女性皇族や秋篠宮家の長男悠仁さまは同席しない。皇族以外の参列者は三権の長や閣僚ら26人で、女性閣僚も出席する見通し。大正の代替わり以降、同儀式に女性が列席した例はない。
 新天皇が最初のお言葉を述べる「即位後朝見の儀」は同午前11時10分からで、参列者は退位礼正殿の儀に出席した338人を招く。剣璽等承継の儀と即位後朝見の儀に参列する男性の服装はえんび服などとした。
 前回のそれぞれの儀式は、昭和天皇の崩御から間もなかったため、えんび服より略式とされるモーニングコートなどだった。

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