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【図解・社会】火災が起きた札幌の施設(2018年2月)

火災が起きた札幌の施設

自立支援施設火災、11人死亡=生活保護の高齢者ら入居-札幌

※記事などの内容は2018年2月1日掲載時のものです

 31日午後11時40分ごろ、札幌市東区北17条東で、生活保護受給者らの自立支援関連施設「そしあるハイム」から出火したと、通行人から119番があった。火は1日午前5時15分ごろほぼ消し止められたが、木造2階建て延べ約400平方メートルが全焼。焼け跡から入居者とみられる男女11人の遺体が見つかった。北海道警は身元の確認を急ぐとともに、出火原因の特定を進める。
 道警や札幌市消防局によると、火災が起きたのは生活保護受給者らを支援する施設で、高齢者ら16人が入居。男性8人、女性3人の計11人が死亡した。残る5人のうち男女3人が病院に搬送されたが命に別条はない。他2人にけがはなかった。
 施設は築50年以上とみられる。1階通路の中央付近の燃え方が激しく、道警や消防が詳しく調べる。
 札幌市消防局によると、この施設にスプリンクラーの設置義務はなく、2016年12月の立ち入り検査で法令違反などはなかった。
 道警札幌東署によると、31日の昼には職員2人が施設にいたが、夜間は不在だった。
 運営する合同会社「なんもさサポート」の代表によると、施設は古い旅館を改装したもので、入居者は40代から80代だった。1、2階に6畳ほどの個室があり、1階5部屋、2階11部屋に計16人が暮らしていた。
 現場はJR札幌駅から北に約1キロの住宅街。 

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