図解
※記事などの内容は2016年12月22日掲載時のものです
22日午前10時半ごろ、新潟県糸魚川市大町の料理店から出火し、140棟を超える住宅や店舗が延焼した。現場はJR糸魚川駅近くの市内中心部。強風の影響で火の回りが激しく、鎮火の見通しは立っていない。この火事で煙を吸い込むなどして2人が軽傷。
糸魚川市は273世帯、586人に避難勧告を出した。新潟県と同市は災害対策本部を設置。米山隆一知事は陸上自衛隊に災害派遣要請をした。
糸魚川市消防本部によると、延焼は少なくても同市大町や本町の家屋で約140棟。同消防本部や近隣の消防が17台の消防車を出動させ、消火に当たった。
糸魚川市は、火災現場の風上となる市民会館に避難所を設け、住民ら65人が避難した。
新潟地方気象台によると、糸魚川市では平均13メートルの強い南風が吹いており、正午すぎには最大瞬間風速で24.2メートルを記録した。
現場はJR北陸新幹線糸魚川駅から北西に200メートルの商店街。
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