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【図解・社会】富山で起きた交番襲撃事件当時の被告の動き(2019年6月)

富山で起きた交番襲撃事件当時の被告の動き

防犯カメラにのぞき込む姿=人数確認し、1対1狙う?-富山交番襲撃で島津被告

※記事などの内容は2019年6月26日掲載時のものです

 富山市の交番で昨年6月、警察官が刺殺され、奪われた拳銃で小学校の警備員が射殺された事件で、強盗殺人罪などで起訴された元自衛官島津慧大被告(22)が事件直前、交番の前を歩きながら中をのぞき込むようにしていたことが26日、捜査関係者への取材で分かった。富山県警は交番内に複数人いることを確認した島津被告が、警察官と1対1になる状況をつくるため裏口に回って襲撃した可能性もあるとみている。
 事件は26日、発生から1年を迎えた。
 捜査関係者によると、交番の防犯カメラには事件当日の午後2時5分ごろ、黒いリュックを背負った島津被告が交番の中を見ながら市立奥田小学校の方面に歩く姿が記録されていた。交番内には当時、所長の稲泉健一警視(2階級特進)=当時(46)=と男性相談員がいた。
 その4分後には、島津被告が交番内で壁に向かって銃のようなものを構える姿や手元を見ている様子が映っていた。着用していた白いTシャツや両腕には血が付いていたという。
 事件は2018年6月26日午後2時すぎに発生した。島津被告は富山中央署奥田交番の裏口付近で、稲泉警視を刃物で25回以上刺すなどして殺害し、拳銃を強奪。約100メートル離れた奥田小学校正門付近で警備員中村信一さん=同(68)=を射殺したとされる。

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